湯空間ゲストの行動心理分析、おもてなしと省エネ、省力調和的運用法
情報化時代のネットワークを活用した、無駄のない温浴施設の運用制御プラン 1
人の心身の健康維持のためのPOOL&SPA施設は、急速に進む情報ネットワーク時代と共に、フレキシブルな施設創りが増々求められています。「いつでも、どこでも」単一機能のリゾート施設提供型から、福祉サービス等を含めた総合施設へとつなげることです。そこには、広域なマーケットを育み、新しい温浴のコミュニティ文化が育ちます。例えば遠隔地から訪れようとするゲストが、事前に混雑の状況の把握や、脱衣所の確保、休息施設、飲食の事前予約、イベント情報等の入手が事前に出来ることです。
期待に膨らむゲストを完璧におもてなし、過ごしていただくこと。参加後の動きが事前に予測、分析され、高い満足度が得られることが可能となる施設の提供です。湯空間のネット予約化は、効率的な余暇活動のための運用手法です。滞在スケジュールに沿って、舞台裏で無駄のないようエネルギーを管理、制御することです。人が1人もいない水空間を稼動させる施設が実に多く見られます! 通信の発達でゲストの行動心理分析分析から、無理無駄のない施設運用、エネルギー稼動が把握出来る時代。ゲストへのおもてなしの質を落とすことなく、サービスの提供時間を分析、提供側の省力、省エネ型の運営手法を構築することです。
施設全体を年間を通じ季節演出、新しい温浴施設活性化 モービルスパ理論 2
湯廻り環境を一シーズンを四季で分割、年間四つのシーズンブロックを季節毎、短期間で模様替えを行う。施設運営を稼動しながら休むこともなく、スパインテリア、ディスプレーの入れ替えを可能とするモービルスパ。スパユニットを軽量化してテーマ別の組み合わせで構成製作。移動には、小型フォークリフト等を使用。1夜にして湯空間の変化が可能となります。設備ユニットは、脱着し易いよう床に組み込むます。この手法は、水廻りの空間が訪れるごとに、いつも同じでない、四季毎の変化でイメージの固定化から脱却することが可能となります。施設とスタッフに、活力と心の変化を与えることとなります。いつも演出があり、飽きさせることがない、お客様に高い満足感をご提供することが目的です。
浴槽水深の高低差で省エネ・省力化 新浴槽設計理論 3
標準浴槽仕様から浴槽の容量を変えることなく、スケール感は大きく感じることが可能となる浴槽設計。浴槽容量を考慮、スケールを大きく感じることができるよう浴槽水深の高低差を付ける。主浴槽の水深は500~550㎜。サブの浴槽水深は。300~350㎜まで変化を付ける。浴槽壁面は、背もたれ式で壁にモタレて身体を沈み込ませて入浴(首までどっぷりと感)浅瀬部分の利用(水深300mm)は、座湯、腰湯、寝湯としての活用を進める。結果浴槽容量、濾過能力も高めず、通常600㎜水深の浴槽より、見掛け上の面積が増え濾過能力を増大させることなく、スケール感を高めることができる。